先週の日曜日のこと。 「元気かい?四の五の言わずに会いましょう。渡したい本があるから」
と声がかかり、友人に会いました。
本当に唐突な友人だなぁ、そういう人だけど。(笑
襟周りがくたくたになったTシャツを着て現れた友人に渡された本が「まだまにあうのなら」でした。
原子力発電所反対の立場の主婦が書いた手紙が本になったものです。
原子力発電に対しての意見は様々でしょうからここでどうこう書くつもりはありませんが、勉強になりました。
いやぁもう、本当に。
原子力発電や放射線のことをいつか知らないといけないと思いながらも敬遠していた部分に友人が風を送ってくれたこと、ありがたいなぁと思います。
もしも同じように、「知りたいけどきっかけがなかった」という方がいらしたら、始めの一歩としてお勧めしたい書籍です^^
そして、もう一冊の黄色い本は須藤元気さんの書いた「WE ARE ALL ONE」3月の震災後から、4月のボランティア活動について書かれた本です。
なんとなーく須藤元気さんの本を読みたくなって(今までは、ぱらぱらっとめくるくらいで満足していたんですが)
三洋堂多治見店に入ったら、目立つ色で棚に鎮座しておりました。
三洋堂に勤める知人に、「本なら売るほどあるから、しっかり選んでいってねー」と声をかけてもらったんですが即決。
ほぼリアルタイムな手記を、色々なことを感じながら読ませてもらいました。
「震災が風化しつつある」という声を時々耳にします。
風化しつつあるでしょうか?
この暑い夏、色々なところで具体的な節電を心がけている姿を見ます。
募金箱にはきちんとお金が入っています。
新聞では毎日被災地の記事が載り、テレビでもことあるごとに震災や原発の話を報道しています。
みんなの心の隅っこに3月に起きた大震災のことがあるということが、少なからず復興の手助けになると思っています。
いい本に、出会いました^^ |